~熱風の果て~

観劇の記録

AKB48(ひまわり組)

妙に運がよく、昨日の初日に引き続いて、今日は昼夜観戦。
そんなに無理してテンション上げようとしてくれなくても盛り上がれるから大丈夫、目覚まし7個愛用しなくても起きられるから大丈夫・・・と言いたくなるくらい、これでもかと極限のテンションの曲がちりばめられているユメシナ公演。Let's getあと1cm、ジェリービーンズ、ロックだよ人生は、50%という金太郎飴のような楽曲群に加えて「生きるって素晴らしい」まであるわけだから、メンバーも疲れるし、客も疲れる。レッスン時間もとれないから機微を捨てて大味に、というわけでもないだろうけど。己の感覚が時代についていけてないだけかな。全体的に生歌感がほとんどない3公演だったが、特に金太郎飴楽曲群は初音ミクが歌ってるんじゃないかというくらいに、温かみが感じられなかった。
1曲目の「ロマンスイラネ」は凝ったつくりのかなりの名曲。これと「夢を死なせるわけにいかない」の2曲で、早くもこの公演はピークを迎えてしまう。アンコールの2曲と出だしの2曲を入れ替えた方が、曲順的にはいいと思う。ラストは「私たちにできることは」にして。優子たむが表現力を遺憾なく発揮できているのは、今の時点では「私たちに〜」がいちばん。その他の曲では、現時点では、これまでの公演で見せてきたような圧倒的なオーラには及ばない感じがする。ソロダンスと変顔のインパクトは流石だった。
「隣のバナナ」の中毒性は凶暴。曲の力というより、えれぴょんとともーみたむの力、ロリロリ衣裳の力だなー。毎回変わる掛け合い部分は3回ともほぼ完璧だった。この曲があることだけでも、劇場に行く価値がある、ひまわりセカンドをやる意味がある、というくらいのインパクトだ。今後、真打ち香菜の登場も楽しみ。
今日のMCパートはやけに盛り上がった。ノンティとまいまいは乗ってるなー。楽曲では一緒に出演していても違和感がそれほどない研究生も、MCになると違和感が大きくて、どうしようもない溝はある。体調不良のせいもあっただろうけど、研究生の先輩格のなるるはもっと話を拾う努力をしてほしいところだ。
■出演者
小野恵令奈河西智美佐藤夏希佐藤由加理高橋みなみ大島麻衣峯岸みなみ小嶋陽菜篠田麻里子藤江れいな(研究生)、成瀬理沙(研究生)
成田梨紗
松原夏海増田有華川崎希佐藤亜美菜(研究生)
大島優子野呂佳代前田敦子板野友美小原春香(研究生)、近野莉菜(研究生)