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~熱風の果て~

観劇の記録

Stranger than Paradise〜深愛〜(アリー・エンターテイメント)@池袋シアターグリーンBOX in BOX THEATER

演劇 演劇-2011年
【脚本・演出】春間伸一

【出演】内田理央黒田有彩フォンチー倉田瑠夏高見こころ、栞菜、乃下未帆緑川静香中塚智実
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「落下ガール」直系のこの舞台。本日の出演者9名のうち7名までが「落下メン」。開演前には「落下ガール」のオープニングに使われていた音楽が流れていて、重盛さと美たん演じた白金ヒロミの「生きている時間なんて一瞬」という台詞が脳内再生された。テーマソング的な曲が「ポチッとな」とかぶっていたのは偶然であるにしても違和感を感じてしまった。脚本・演出も「落下」の春間さん。「落下」で効果的だったスライドを使った演出はこの舞台でも健在で、やはり効果的だった。
おなじみの顔ぶれなので、演技の息はぴったり。見ていても親近感、安心感があった。落下メン好きだなー。メインを張った内田理央たんのおっとり感、くろありたんの凛としてシュッとした佇まいと親しみやすい表情、栞菜たんのおきゃんなお嬢様ぶり、のしたんの声量を生かした迫力の怒り、こころたんのノーブルな女優オーラ・・・。ともちゃんが司会を務めた終演後のトークショーも遠慮することもなく楽しく突っ込み合いで微笑ましかった。栞菜たんは特技のけん玉の鮮やかな腕前まで披露してくれた。
会場はすっかりお馴染みの場所になりつつある池袋シアターグリーン。この劇を手がけるアリー・エンターテイメントはこのシアターグリーンのオーナーさんが立ち上げた演劇カンパニーらしい。シアターグリーンは、役者の息遣いが感じられる小じんまりとした雰囲気、ゆったりとした椅子に急傾斜の客席、交通至便、と舞台を楽しむための環境としては申し分ない。
この舞台、キャストの発表後に2人の入れ替わりがあった。それは制作側の本気の表れのようにも思えた。それでいて、開演1週間前になって急きょともちゃんとまりやんぬのゲスト出演が決定したのはチケットの売れ行きとも関係はあったのだろうか。元々見に行くつもりで週末のチケットは購入済みだったが、ともやんぬ出演決定で喜んで追加購入してしまった。今日の満足度からいけば、複数観劇は苦になりそうもない。
ともちゃんの役はファッション誌の編集長。1週間の時間しかなく、稽古時間も僅かだった割には台詞量は多かったが、そこはAKBが誇る天才女優の面目躍如で堂々と演じていた。AKBはギャラが高い、スケジュールも大変、でもいい子もいるんですよ、と生々しい台本だった。