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~熱風の果て~

観劇の記録

AKB48(チームK)

AKB48 AKB48-チームK AKB48-チームK-K6「RESET」

【出演】秋元才加板野友美内田眞由美大島優子金沢有希菊地あやか田名部生来中塚智実仁藤萌乃野中美郷藤江れいな松井咲子峯岸みなみ宮澤佐江山内鈴蘭横山由依米沢瑠美
今年最後のチームK公演は、うっちー17歳の誕生祝。
己が最後に見た研究生公演である昨年の16歳のお祝いから1年。昨年を思い返せば、うっちーをめぐる状況も、うっちー自身も大きく変わった1年となった。昨年は、せめてこの日くらいはと必死に幸福の欠片を拾い集めていたうっちーが、今日は惜しげもなく幸福を客席に振る舞い続けながら、なお内側から溢れ出る幸福を丸顔に色濃く湛えていた。こんな日に、「心の端のソファー」で幸福を掛け合わせるように出演というのもまた偶然。幸せな気持ちに包まれながら今年最後のK公演を過ごすことができたのはうっちーの御蔭と感謝をしながらステージを見ていた。
ジャンケンに全てを賭けたうっちーだが、「ジャンケン選抜」だけで終わるような気持ちは毛頭ない。誕生祝という特別な日にも浮かれることなく、ステージに集中していた姿は頼もしかった。誕生祝では、涙ながらに客の釣り方が分からないと語っていたが、今日のような存在感を常時出していけば、小手先の技巧などなくても、自然と人を惹き付けていくはずで、長い目で見ればその方がよい結果を生むはず。ジャンケン選抜で180度変わったと語ったうっちー。針路が定まるのはまだ先になるだろうが、前に進むことを忘れることはないだろう。
最後の感想コーナーで指された優子たむは、チームKは「RESET」できているだろうかと、セットリストの曲に込められていると思われる意図を順に挙げながら考察を重ねていった。劇場公演が大きく減り、チーム別の活動の機会も多くない現状に対し、優子たむがどのような思いを抱いているのか、これまで余り伝わってはこなかった。そんな優子たむが発した、ファンにチームが好きと言ってもらいたいという言葉は、驚きと同時に喜びでもあった。
優子たむが、今日のうっちーの誕生祝でのコメントを聞いているときの表情や、これまで他メンの話を聞く優子たむの表情を思い出すと、彼女が下からの突き上げを望んでいることは間違いない。一方、現状のチームKは、地殻変動は活発とは言えない。そこに優子たむの問いかけが発せられるわけだが、今日のような質の高い公演を続けていくことができれば、チームKのファンを増やすこともできるだろう。2011年、優子たむがチームにどう関わっていくのか、興味が出てきた。何だかんだで、K6公演も新チームKも、今や己のお気に入りだ。
1年の最後くらいは才加が自分で感想を話してほしいとも思ったが、優子たむが才加はチームKのキャプテンだと言い切って、才加の涙を誘ったのだから、結果としてはよかった。チームKのキャプテンは、肩書きや名前じゃなく、メンバーの気持ちの中にこそ宿るべきものだと思う。
優子たむは、残り少ない今年も、健康で過ごすことを希っていた。ここ数年、AKB活動の中で身体を壊すことがままあった彼女にとっては切実な願いだ。年末も多忙を極める中で、輪郭が露わになる今日の髪型では窶れを隠せなかったが、それでも急きょ出演が決まった最後のK公演に全力を尽くす姿勢は十分に伝わってきた。
鈴蘭たんとの変顔対決も手加減なし。その対決が飛び出したパズル前MCは完璧だった。次々に発言が飛び出し、お題の本道から外れることなく、美微乳ネタや萌乃たんや鈴蘭たんがいじられるといった水溜りがところどころでアクセントを沿え、最後は優子たむと昇格間もない鈴蘭たんが対決をし、しかも客席を爆笑に巻き込んでしまうのだから理想的な流れだった。
鈴蘭たんのような物怖じしない後輩が出てくるのは優子たむにとっても嬉しいことというのは、変顔対決前後の表情や、直後の「ジグソーパズル」での鈴蘭たんとの絡みを見ても分かる。鈴蘭たんの水を得た魚が溌剌と跳ねるようなパフォーマンスは、誰も真似のできないもので、劇場のステージに華を添える。デビューから時間が経ってもなおキャピキャピした雰囲気を失わない彼女の魅力は得がたいものだ。
一方、オケラ後MC前半組は引き続き課題が露わになってしまった。お題に対して誰も手を上げず、仕方なく端から順に発言していって、半分手前で時間切れでは悪いMCの見本のようだ。よねちゃんが奮闘しているのはよく分かるのだが、ちょっと残念だった。
才加、優子たむ、ともちんと休演予定者が次々に出演に変わる中、佐江は体調不良で一部出演。調子の悪さや申し訳なさ、悔しさといった感情を、唯一の出演となったユニット曲で現すことなく、曇りない笑顔を見せたのは立派だった。
全体曲では佐江の代役で金沢さんが登場。脚の怪我もあったという金沢さんだが、最初に代役出演をしたときとは比べ物にならない完成度で、スタイルのよい肢体を惜しげもなく開いて、スケールの大きなパフォーマンスを見せていた。その一生懸命さを見ていたら何故だか涙が出そうになってしまった。
誕生祝前には、Type-Kに収録の「ALIVE」。この前の公演を見て買うことを決めたType-K。届いてからは「ALIVE」をヘビロテで聞いていた。このままずっとK6のステージで見たいと思わせる曲で、新たなチームKのテーマソングに育っていってほしい気もする。シングル曲同様、劇場の土に根を張ることなく、1か月で枯れさせてしまうのはもったいない。今のチームKには、この曲を歌い続ける権利は十分あるはずだ。
咲子さんは、AKB1/48の話題で、酷い言葉の選択肢を選べずになかなかゲームが終わらないと嘆いていた。このゲームに関しては、己もわざわざPSP本体をこのために買って、発売を待っていた。「ふってふってふりまくる」ゲームだと聞いていたので、初回プレイではふるために電話をかける繰り返し。そのたびに心に氷雪を感じ、こんなゲームを買ったのは失敗だったかと思わされた。しかし、2周目からは、咲子さんスタイルでもエンディングまでたどり着けることに気付いて、心置きなく節操のないゲーム内での生活を楽しんでいる。
昨日、一昨日は、珍しく外部のイベントに参加。土曜日は尾木組による「いわこも」、「なつみちゃ」の発売記念握手会で新宿と秋葉原へ。日曜日は、ドレスコード組がパーソナリティを務める「アイガク」に、のしたんこと乃下未帆たんがゲストで登場ということで木場へ。現場で書いたともちゃんとのしたんへの質問が読まれて高まりやんぬ。ここ数日の大きな気がかりだったまりやんぬも、本日無事に復帰を果たしたようで、これで心置きなく年を越すことができそうだ。