~熱風の果て~

観劇の記録

Mentions of 21 Kittens (第1回)河西智美編

記録を一度まとめる意味で、これまでに推してきたメンバーから21人をピックアップして、この日記での主な言及をまとめて掲載中。第1回は河西智美編。

小悪魔的な色気と甘い美声が持ち味のともーみちゃん
彼女のデビュー当時、か弱く儚そうな、日蔭に咲く花のような色香を漂わせる魅力にはまったものの、ホリプロ入りしてギャル的なメイクになった時期にはあまり注目しなくなっていた。実際、2007年後半からの約2年間は、彼女に関する言及がほとんどない。しかし、チームKの復活以後は燦然と輝く芳しい色香の前に再びその虜になって逃げられずにいる。
AKBの変化に飲まれることなく、非常にいい変化を遂げ、K4以降のステージでは、幸福感にあふれた充実したパフォーマンスを見せている。誰よりも怖がりで寂しがり屋で泣き虫のともーみにとっては、環境の安定も大きかった。
特筆すべきはプロ意識の高さ。ステージに立てる幸せを常に噛みしめていて、彼女がステージ上で手を抜くという場面は一度も見たことがない。
そういうイメージと思われているのか、「禁じられた二人」、「おしめし」という百合ユニットに起用されている。本人がそれをどう思っているのか分からないが、照れ笑いのような表情を浮かべることもなく、曲の世界に入り込んで演じていた。
寂しがり屋のところの裏返しとして、メンバーへの依存度が高く、メンバー思いの優しさ、時には我儘や攻撃性となっても現れてくる。大運動会での手紙朗読にはともーみの魅力が凝縮されているとともに、彼女の人間的な成長を証明した。
若い力がひしめく新生チームBにあっては、これまでとは違った役割が求められてくるはずだが、自由奔放なところは失ってほしくない。

    • Mentions of 河西智美
      • 昨日高熱でお休みした河西智美たむは窶れた凄みが美しさを引き立てていた。(06.4.11)
      • 今日は河西智美たむのハニーボイスが印象に残った!カゼひきの大島優子たむを除くと、声だけで萌えさせるのは智美たむだけだ。中学生らしくない美貌を持ちながら、声を含めたその他の要素では明らかに萌え系というアンバランス加減も彼女の魅力だ。(06.4.19)
      • 今週は個人的に河西智美たむウィークだった。(06.4.23)
      • やはり現場での視線は強烈なのだ。河西智美たむのファンが増えているのも、己を含めて、あの微笑みでやられてしまうから、というのがあるんだろうな。(06.4.23)
      • 河西智美たむのヲタ心をがっちり?む喋りは危険すぎる。今日もまたファンを増やしたな。彼女はヲタにかしずかれ、ヲタの屍を養分としてますます輝きながら優しく微笑む、暴君的な姿も似合いそうなのだ。(06.4.29)
      • Kチームコールに河西智美たむが思わず涙ぐむ。大部分の観客は夜はAチームを見に行く現実を思うと何だか悪い気もするが、もらい涙が出そうになってしまった。(06.4.30)
      • 河西智美たむのコメントが更に危険度を増している。メジャーデビューしてテレビ番組に智美たむが出ているところを想像してみる。すると和田さんにイジメられている姿が浮かんでくる。(06.5.5)
      • 河西智美たむの咳は長いこと続いているが、最近殊にひどいように見える。ただでさえ幸薄い肺病病みの役がはまりそうな容貌なので、余計に心配してしまう。それでも歌っている最中は常に笑顔を絶やさない彼女は根性がある。(06.5.6)
      • 智美たむのトークはもはや己の有効貯萌容量を超えてしまって受け止め切れなくなってしまった。このままでは、大喜びする人とシラケる人に分かれていってしまいそうだ。(06.5.6)
      • ともーみたむと付き合ったり結婚したりする人はマゾヒストが向いていそう。(06.8.10)
      • 寝起きが悪いともーみたむは、まだ寝ぼけモードなのかご機嫌斜めだった。客席を叱るのはいいとして、かぁちへの対応はあれで大丈夫なのか?才加たむの愛のある突き放し方とは違うように聞こえるので冷や冷やする。(06.8.12)
      • A公演に引っ張られて酷使されていたともーみたむが壊された!AだのKだの言いたくなるような、Kヲタとしては心安くない展開になってしまった。申し訳なさそうにあやまるともーみたむカワイソス。今後はお互いに代役はなし、ということでいいんじゃないの?「禁じられた二人」で、ついにAから代役が登場するかと思ったが、ここはともーみたむに無理をさせていた。ともーみたむの穴は予想以上にチームKのステージの質に影響していた。(06.8.22)
      • 9日ぶりにトモが舞台に戻ってきた!久しぶりにステージに立てる嬉しさがあふれていた。MCは涙交じりで。優子とトモの「禁じられた二人」。代役も十分楽しませてもらったけど、やっぱりこの二人が一番。(06.8.31)
      • ファーストのトモは、「青空のそばにいて」での笑顔が本当に神がかっていた。セカンドでは、あの笑顔に匹敵するようなインパクトがなぜか来ない。前髪も原因かな。「こだわりは前髪」と言っていた割に、あっさり髪型を変えてしまったのは己的には惜しかった。(06.9.23)
      • 「青空のそばにいて」が演じられた。サプライズではなく、季節に合わせたプログラム変更だろう。前向きな感傷にあふれたこの曲を久しぶりに聞いて、胸が熱くなった。下手へと歩を進め、踊り人形のようなダンスを披露するトモの神々しいまでの微笑みは健在だった。うっとりしていると小悪魔の杖でツンツクツンされてしまうから、気をつけなければいけない。(06.10.16)
      • 随所で大抜擢のセカンドステージは相当苦しい思いもしたはずだが、持ち前の負けず嫌いさで、見事にやり抜いた。A公演にも引っ張られる中で体調を崩し、その後もなかなか体調が整わず途中退場が多かったが、AKBの枠の中でも人気メンバーの仲間入りを果たした。サードでは、ファーストの「星の温度」のような、性格と似合わない大人っぽい外見を生かしての当たり役も見たいところ。(06.11.6)
      • トモが涙ながらの誕生日のあいさつで語った、「誰も祝ってくれないんじゃないかと・・・」というコメントは、決して冗談ではなかったと思う。彼女の奔放さとサディスティックさと甘えん坊なところが入り混じった性格の秘密が少し分かったような気がした。(06.11.16)
      • ともーみたむの卒業ソングの表情は神がかっている。続けてトモポジで見ているというのもあるが、サードのともーみたむは一段高みに昇ったような印象だ。(06.12.23)
      • デビュー当初から、ヲタの心をつかむMCには天性の小悪魔ぶりが宿っていた。寂しがり屋でわがままで甘えん坊で少し嗜虐性向も持ち合わせて。そんなトモに、己は懐疑的な目を向けようとした時期もあった。しかし、「星の温度」での切ない表情、「青空のそばにいて」での恍惚の表情と天使のステップを見ていると、もう彼女には逆らえないという感じがした。人一倍負けず嫌いで努力家な面を持っているから、順調に中身を伴った成長ができたのだろう。事務所を移籍して、これからの売られ方がやや懸念される一人ではあるけど、チームKでの経験があれば大丈夫だと思う。(07.6.22)
      • かなりイメージが変わっていたともーみたむのことは、今日は曲中のふとした表情に昔の面影を探し出してはホッとするような感じで見ていた。(07.9.2)
      • ともーみが17歳と聞いて、ついこの間まで14歳だったはずなのに・・・と時の流れにショック。上手端を主戦場として儚げな色気を見せていたK1の頃の面影は薄くなって、いわゆるギャル系のルックスになったのはもったいないとも思ってしまうが、彼女にとっては今の路線が合っているとも思う。普通こういうルックスになると真面目さも失われてくるものだが、ともーみの場合は公演では決して手を抜かないプロ根性にかげりが見えないのはすごいところだ。(08.11.16)
      • 3分以上トモのことを見ると堕とされるから危険・・・、と言い放つともーみには、一時のギャル路線の色合いが薄まって、小悪魔的なイメージが復活してきた。ともーみには、谷崎作品のヒロインのような妖しいサド的な魅力を醸し出していてほしいというのが己の勝手な願いなのだ。(09.6.5)
      • 才加からバカ呼ばわりされて「びえ゛〜〜〜〜〜〜〜ん」と泣き声をあげてNなっちに抱きつくともーみカワユス。K5に入ってから、個人的にはともーみの評価が急上昇中だ。(09.6.12)
      • ともーみの幸福感に満ちあふれた笑顔には今日も引き込まれた。ともーみの顔を見ているだけで簡単に幸せオーラに包まれた気分になれる。K1をピークに注目度は下がっていたので、ここで再び彼女に惹かれるというのは意外でありながらも、麻薬的な笑顔を見ていると当然のようにも思える。(09.6.19)
      • 右足の大きなテーピングが痛々しいともーみだが、それでもパフォーマンス的には相変わらず素晴らしいものを見せてくれている。MCもハキハキと多くの言葉で喋るようになって、前とは変わったよなー。注文をつけるとしたら、「否定のレクイエム」のような重い曲でも幸福オーラを押さえ切れないくらいに充実「しすぎて」いることか。(09.6.30)
      • 本気アニメ声の破壊的な甘さには身体が骨抜きにされるような感覚を覚えた。昔は自分の声が嫌いと言っていたものだが、今では武器と認識してくれているようでなにより。(09.10.22)
      • ともーみのK5はまさに全盛期到来と呼ぶのにふさわしい。ともーみの顔を見れば必ず幸せな気分にひたれるという、もはや己にとっては麻薬のような存在になっている。それでいて官能的なオーラも常に出ているのだからたまらない。(09.10.28)
      • 楽しそうに演じ、客席に幸せの恵みを垂れるという点では、今のチームKでは間違いなく彼女がいちばんだ。(09.11.2)