~熱風の果て~

観劇の記録

AKB48(チームK)

【出演】秋元才加梅田彩佳大島優子大堀恵奥真奈美小野恵令奈倉持明日香小林香菜佐藤夏希近野莉菜成瀬理沙野呂佳代、早野薫、増田有華松原夏海宮澤佐江
一昨年昨年に続いて、めーたん誕生祝公演に3年連続での参加。24歳をチャレンジの年と宣言していためーたんは、この1年、いろいろなことにチャレンジできたと語った。チームKの中心であり続け、団結力と向上心にあふれるチームKの姿をつくり上げた最大の功労者でありながら、2年以上も正当に評価されることなく、スポットライトを浴びることが少なかっためーたんだが、最近の活躍は目をみはるばかり。派手なパフォーマンスで注目されているが、自分磨きとチームKや裏ひまわり組のメンバーを盛り立ててきた地道な努力がようやく実を結んだものだろう。そんな状況にも浮かれることなく、今日も着実な努力を重ねていく決意を示してくれためーたんなら、25歳も更なる飛躍の年にできるはず。正直、己が求める理想像とめーたんの今の路線は離れつつはあるが、努力が報われないままでいるよりはずっといい。
はじめて16人揃った公演を見られるかと期待したが、ともーみたむが休演。発表あったっけ?ちなみに、一昨年のめーたん誕生祝のときもともーみたむは肺炎で休んでいたようだ。「夜の蝶々」は相変わらずステージにいないともーみたむの声がかぶさっているのが気になる。めーたんは、野音でのSKEの「PARTYが始まるよ」のパフォーマンスに触発されて、PARTY衣装で登場。ジュエル組も、初心に帰る意味と、めーたんをリスペクトする意味で、ダンスパートはPARTYの振りだったらしい。雨乞いみたいな踊りだなー、とは思ったが、PARTYの振付けとは気がつかなかった。
「初恋泥棒」はえれぴょんが手錠を持って踊りにくそうにして、まーちゃんを逮捕しようと追いかけていった後で袖に手錠を投げ捨てたので、腰のポーチにいつも入っていたのが落ちちゃったのかなと思ったが、これもめーたんをリスペクトしてのネタだったらしい。おしめし警官バージョンでめーたんが持っていた手錠はめーたんの私物だと思い込んでいて、めーたんから激しく否定されると、とんでもないことをしてしまったかのようにうろたえて泣きそうになってしまったえれぴょんカワユス。
まーちゃんによると、最近のなっつみぃは「少し違う」とか。まーちゃんに鋭いツッコミを入れたせいだが、確かに積極的に話に絡んだり、話を広げようとすることが増えてきて、いい方向に変わってきたと思う。「シャムネコ」では、めーたんとなっつみぃがいつもじゃれ合う場面があるのだが、今日は、近づいてくるめーたんの唇に対してなっつみぃも唇を近づけて、最後は唇同士がくっつくところまでいってしまっていた。これも、「いつもは拒むけど、今日だけは・・・」というなっつみぃのめーたんに対する誕生日プレゼントだったらしい。
もっちぃは、オーディションを受ける前にメンバープロフィールを見てカワイイと思っていた優子たむと実際に会ってみたら、イメージが崩れたとか。そんな見た目とのギャップは変幻自在のパフォーマンスの源泉でもある。この公演での優子たむは、何かを表現していない瞬間が全くないと言っていいくらい、充実のパフォーマンスが戻ってきた。
ノンティは、オーディションを受ける前にAKBのサイトを見て、大したことないと思っていたというのが「今だから言える話」。己も劇場チケットをはじめて買ったときにインフォメーションで無料配布していたチームKリーフレットを開演までの間に眺めながら、ノンティと同じようなことを思っていた。それが今では・・・
最後の感想コーナーで梅ちゃんが「私は、この公演をもって・・・」と切り出したので、次に出てくるであろう言葉を覚悟していたら、「一部出演はこの公演が最後」。冷静に考えれば、めーたんのお祝い公演で卒業発表があるわけはないが、かおりん同様、だまされた。中盤のハードな曲を踊る梅ちゃんの姿を想像するだけでも楽しみだ。