AKB48(チームB)
【出演】有馬優茄、石田晴香、井上奈瑠、浦野一美、柏木由紀、片山陽加、菊地彩香、北原里英、佐伯美香、早乙女美樹、田名部生来、冨田麻友、仲川遥香、仲谷明香、野口玲菜、平嶋夏海、松岡由紀、米沢瑠美らぶたん、まゆゆ、なっちゃんの3人が休演のランチ公演は、代役にいしたんこと石田ちゃんときたりえ、そして初登場のありまゆかタンを迎えてのプチ研究生祭り。中盤の3曲はきたりえ以外の二人は出てこなくて、14人になっていた。たなみんやはるゴンは、まだ調子が悪そうな感じだった。
石田ちゃんは、この前見たときのオレンジ色に近い髪色に比べると、だいぶ暗い色に戻していた。ユニットでは靴ひもを結ばずに出てきたり、立ち位置が分からなくなってパニックになったり、振りを間違えれば大きな口をポッカリ開けたり。アンコールも出てきちゃって無謀じゃないか・・・ってやっぱりどこかで失敗したのか終わり際にきくぢに向かって謝ってるよ。失敗したときのリアクションがいちいち面白いので、ついつい「間違えないかなー」といけない期待をして見てしまう。結局何やかやで目が行ってしまうのだから、これも才能だ。どっちをレギュラーで見たいかと言えばらぶたんだけど、石田ちゃんももう少しは頻繁にB公演で見てみたい。
アンコールMCでは、CinDyが突然推され研究生きたりえに対して「学校へ行こう」ネタを持ち出して、「いいなー、私もたかみなの横でテレビに出たかったなー」と、誰も触れてこなかった危険なネタにストレートに突っ込んでいって、客席はザワザワ。きたりえは反応に困っていたが、すぐに「これもきたりえが頑張ってるから」「うれしかった」と、CinDyがきれいに話を収めてくれた。もしかしたら、チームBの中でも話にしづらい雰囲気や声に出せないわだかまりがあったかもしれないネタを、あえてステージ上で解決させようというCinDyの心遣いだったのだろうか。
こけしヘアーでカチューシャに目覚めた美香ちぃは、編みこみをカチューシャのようにした髪型で登場。ショートでもいろいろ工夫できるもんだね。テレポートの美香ちぃのジャンケンパートは、またしても美香ちぃのスカートの下劇場で、根性ハチマキが飛び出してきた。バックダンサーと代役で研究生が多い今日みたいな日は、研究生とBメンの橋渡し役としての美香ちぃのポジションも大事になってくる。研究生MCのトミヤン「サラちゃんといちばん気が合う」→サラ「莉乃ちゃんがいちばん好き」→莉乃「サラちゃんの落としこみがいちばん怖い」っていい流れだなー。滑り知らずの志津香もいるし、研究生のMCはけっこうレベルが高い。
おやつ公演の「てもでもの涙」で、二人の姿が舞台上に現れた瞬間、きたりえと石田ちゃんのツインテールに浮かれていた己の心は無残に打ちのめされた。「何故なんだ!畜生!」と極刑を言い渡された罪人のような叫びが心に去来する。一度自由を知ったヒザの骨はその快感を忘れることはないのか、やはり無理だったのか、今度こそ長期休演か、早すぎたんだ、もう劇場を出て病院に向かった頃か、トミヤンのことを少しでも憎いと思ったら劇場から立ち去れ、と混乱の思考が明滅を続ける。トミヤンが代役でスタンバイしているというのは己にとっては残酷だ。
研究生MCでの、志津香の「美香ちぃ大好き!・・・って言ったら500円くれるっていうから言ってみました」で笑って落ち着いたものの、アンコールも当然美香ちぃは出てこない。水夫後MCでは、石田ちゃん、きたりえと来て、「あれ?美香ちぃ!」とCinDyが言ったので、返事をするのはトミヤンだろうと思っていたら、何と何事もなかったかのように美香ちぃがいる!?しかし、無事だったわけではなくて、「ちょっとヒザが外れかけました」ってやっぱり・・・。「でも元に戻したので大丈夫です」とヒザをペシペシ叩いて見せてくれたが、闘莉王じゃないんだから外れて戻して治りましたというわけにはいかないだろう。今日は「白いシャツ」で復帰できたからいいようなものの、一度きちんと休んで鍛えてから出てきてくれないと怖くて仕方がない。でも本心では美香ちぃが休演するなんて嫌なんだから困ったものだ。