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~熱風の果て~

観劇の記録

軽蔑していた愛情

伝説の「会いたかった」石丸握手会で床に打ち付けられるパイプイスの乾いた叫びを聴いたとき、二度とAKBの握手会なんて行かないぜ、と思い、「制服」の握手会は全く参加しなかったが、今回はあえなくヤマギワ握手会場で初回版を購入。増田有華たむに季節外れの寒さに冷え切った両手とチームK公演氷河期で冷え切った心を暖めてもらったのさっ。
今回はジャケ写からアイドルらしからぬ異色の問題作ぶりをアピールしている。みんな死んじゃったのん?ツアーやA公演を見ていなかったので、「軽蔑」は完全に初聴だったが、シングル曲としてはやはり重すぎるし、学校が舞台とはいえ、ストレートにメッセージの発し手になることを求めるのも今のメンバーには重すぎた。ちなみに社会派といえば、ルーツにして最高峰なのが「ヨイトマケの唄」(丸山明宏)。40年前にして、イジメも盛り込んでいる。基本的にメッセージソングは自分の言葉を歌うことで価値が出ると思う。
B面の「涙売りの少女」はここで使うのが惜しい曲で、本当は「制服」を押しのけてシングルにしてほしかった。選抜メンバーの歌は「チームAのカバー」という感じで、なまくら刀の切れ味になってしまっている。選抜を名乗るからには、もっと圧倒的な力を見せてほしかった。