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~熱風の果て~

観劇の記録

「青春ガールズ」総括!

公演数77回、参戦数42回。何だかんだで半分以上は劇場内で見ていた。メール抽選の導入で、平日は開演直前に着いても入場ができる状態に戻ったり、夏休みの2回公演に合わせて休みをとったりで、2〜3割の参戦率になるかと思っていた予想がいい方に外れたことになる。
千秋楽は不参加になってしまったので、メンバーごとのセカンドの思い出でも書いてみたい。

チームKの柱の名にたがわず、安定したパフォーマンスを披露し続けた。曲者揃いのシンデレラ前のMCも、セカンド後半は才加が脱線をリカバーして、上手くまとめていた。「Blue Rose」の4人の中でも圧倒的に迫力のある表情は才加にしか出せないものだと思う。一方で、ファーストの「青空のそばにいて」のような、穏やかな表情も出せるという表現力の奥深さも魅力だろう。「禁じられた二人」でのさやピンクが似合っていたのも忘れられない。

  • 今井優

ファーストではユニットへの参加が叶わなかったが、セカンドではラクダさん役を見事にゲット。「雨の動物園」は生き生きとした表情で踊っていた。休演者続出の時期にはソロパートもあって、低音での歌唱力もアピールできたと思う。そして後半にはデコ出しでも登場するようになった。日本女性は古来、デコ出しが基本。和風テイストな優ちゃんにはデコ出しが似合っていた。劇団NYでの演技力も特筆ものだった。

セカンドでいちばん悔しい思いをした子だろう。「ふしだらな夏」や「転がる石になれ」では圧倒的なダンスパフォーマンスを見せ、お台場やA公演のヘルプでも活躍する中でヒザが悲鳴をあげて無念の長期休場となってしまった。MCでは、彼女本来の女の子らしい面が随所に現れていた。悔しさをバネにして、まずは激しいダンスに負けない筋力をつけて、性格とギャップのある攻撃的なダンスを存分に見せてほしい。

「禁じられた二人」という難しい曲を天性の表現力と努力でこなし、一回り成長した。チームKのエースとして活躍する中で、オーバーワークからか体調を崩して休んでしまったのは残念だったが、復帰後はさらに安定したパフォーマンスを見せてくれた。少し顔に肉がついてきたのも体力面ではいい傾向だと思う。「会いたかった」での扱いを見ても、もはやAKBを代表するメンバーとなった。この状況からさらに成長できるか、彼女の夢である女優へ近づけるのか、次のステージが分岐点になると思う。がんばれ!

チームKの実質的なリーダーとしての功績がまず挙げられる。引っ張っていくタイプではないが、類まれな人間的魅力で、チームKの団結力の源になっている。そして、「Blue Rose」では、彼女の性格とは本来合わないはずの曲を、独自の解釈で、可愛らしく妖しく歌い上げる姿には引き込まれた。カフェ時代から抱いてきたステージへの思いを涙ながらに語った姿も忘れられない。

MCを途中で忘れて無理やり打ち切るシーンが目立ったが、「すいませんでした」の数は減って、お姉さん達に純粋で鋭いツッコミを入れて盛り上げた。似合いの衣装の青パレオでのダンスには、彼女の成長がはっきり見られたと思う。どこかのタイミングで必ず化けると思うが、果たしてサードステージで早くもその刻が来るのか注目。

ファーストと比べ、センターで活躍する度合いが増えたが、プレッシャーもなんのその、キラキラパワーで飛躍のステージにした。「雨の動物園」は最後までゾウさんというよりは、「かわいいもの」という感じだった。時折見せる艶っぽさにも驚かされた。まさにアイドルになるために生まれてきたような彼女がどこまで上っていくのか想像できない。身長は150台前半で止まってほしいなぁ・・・

随所で大抜擢のセカンドステージは相当苦しい思いもしたはずだが、持ち前の負けず嫌いさで、見事にやり抜いた。A公演にも引っ張られる中で体調を崩し、その後もなかなか体調が整わず途中退場が多かったが、AKBの枠の中でも人気メンバーの仲間入りを果たした。サードでは、ファーストの「星の温度」のような、性格と似合わない大人っぽい外見を生かしての当たり役も見たいところ。

動物MCの仕切りがつとまるのか最初は心配だったが、回を重ねてみれば、常識的な成長を遂げて場をまとめるのではなく、場をめちゃくちゃにして会場を爆笑に導くコーナーにしてしまった。香菜の天才をもってしかできない芸当だろう。えれぴょん休場で、やむなく休園となった「雨の動物園」での涙には彼女の優しさを見た。

セカンド開始時点では、ここまでなっちのことが好きになるとは思っていなかった。ユニットから外されて出番は減ったものの、そんな中、マルチな才能を生かしてのパフォーマンスで存在感をどんどん増していった。ファーストのセクシー路線では観客とのギャップが大きく、浮いていた感じだったが、劇団NYでの優ちゃんとの寸劇は完全に観客の心を奪っていった。サードはまず彼女に注目して見ていこうと思う。誕生日公演を見なかったのが今さらながら悔やまれる・・・

歌っているときの感情移入はチームKでも一番。とにかく彼女の表情には注目してほしい。MCでの暴走気味のネガティブキャラでもいい味を出していた。ユニットでの出番がなく、なかなか目立つ機会がなかったが、紅白歌合戦では高い歌唱力とゴージャスさを見せてくれた。その才能をどう生かしていくのか、劇場側の力量も問われる。

欠場者続出で、めーたんまでダウンする中、チームKが高いパフォーマンスを披露し続けられたのも彼女の存在があってこそだろう。重圧に耐えて、ついにこらえ切れずに流した涙は美しかった。とはいえ、セカンドのノロカヨといえば、パンダの印象が強烈すぎる。「ふしだらな夏」の「パーン!」や「禁じられた二人」での意外なまでの圧倒的な歌唱力も印象に残った。

  • 早野薫

セカンド初日、このステージでかおりんは上手に王国を築き上げると確信した。「Virgin Love」や「日付変更線」での表現力は群を抜いていたし、「転がる石になれ」のような激しいダンスも健在、となれば、セカンドは飛躍のステージになるはずだったが、思ったより支持が広がらなかった感があるのは残念。MCでも成長を見せているし、今のパフォーマンスを続けていけば、いつか道は開けると思う。

Blue Rose」では一定の見せ場があったものの、彼女の高い歌唱力を披露できるポイントが少ないステージだったと思う。選抜メンバーからも漏れてしまい、雌伏の季節となった。しかし、紅白歌合戦や、ファーストコンサートではそんな鬱憤を晴らすかのような大活躍で、サードでの飛躍を予感させた。セカンド初期に登場した横結びの有華がもう一度見たい・・・

ファーストでは、専らキャンドルスマイルの印象だったが、セカンドでは意外にも熱い曲に合わせての妖艶な表情に魅せられることとなった。MCがあっさりしているのは相変わらずだが、髪型をポニーテールにしてイメチェンを図るなど、チャレンジ精神も表れてきて、ステージ上での表情にも自信が出てきている。選抜メンバーに残るためにはさらに表現力を磨く必要があると思うので、サードステージでも気を抜かずにがんばってほしい。

疲労困憊のメンバーが目立った満身創痍の夏場のチームKの中で、ゲンキングの異名どおり、彼女の元気さは際立っていた。血圧が上がらない夏の11時公演でも、彼女の自己紹介を見ると自然にテンションが上がっていった。元気さの余り、MCで暴走することもあったが、曲に入ると途端にキリっとした姿を見せてくれた。CDの手売り時に近くで見た彼女は、びっくりするくらい女の子らしい可愛さにもあふれていた。