~熱風の果て~

観劇の記録

アレスレベリオン・タウ(女神座ATHENA)@高田馬場ラビネスト

【脚本・演出】山口喬司

【出演】高橋胡桃、山川ひろみ、見上瑠那、白峰ゆき菜、飯沼朱李、篠原ゆり、橘さり、相神一美、小柳真理恵、松尾彩加、山口喬司

あらすじ

資源開発と平等な配分を行うという看板の裏で、地球が戦争で傷つかないよう各国の戦争の場として火星を提供する目的を隠し持つ組織「OMRD」。その一室に、火星から冷凍睡眠ケースに入れられて運び込まれた少女兵士・クロア(高橋)が眠っていた。修学旅行の学習でOMRDを訪れていたナノ(山川)は、ハッキングでセキュリティを解除しながらOMRDを探検するうちに偶然クロアの前にたどり着く。ナノはケースをも操作してクロアを目覚めさせることに成功するが、OMRDの職員に見つかり追われる身となる。助けたのは、OMRDにスパイとして入り込んでいたスカーレット(白峰)という女性。ナノとクロアは、戦争行為を終わらせるために火星の爆破を企む組織「アンタレス」のアジトに匿われる。しかし間もなくアジトはジル(篠原)の裏切りによりOMRDに襲撃され、クロアが持ってきた、火星の情報が入ったマイクロチップが奪われる。スカーレットたちは奪還のためにOMRDを目指す。一方、アンタレスの目的を知ったナノとクロアも、双方の企みを阻止するために、OMRDのメインコンピュータを目指す。たどり着いたメインコンピュータ室で、ナノは、OMRDのリーダーの娘であるコア(見上)の協力を得て、コンピュータの操作により火星が爆破されたように見せかけることで抗争を中断させる。OMRD無き後の地球で、ナノたちは、火星に平和が訪れるよう、活動を始める。そして火星からクロアの仲間たちを乗せた宇宙船が地球に到達。その中には、ナノの生き別れの姉であるテラの姿も見えるのだった。