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~熱風の果て~

観劇の記録

「パジャマドライブ」公演@AKB48劇場

AKB48 AKB48-チーム4(13期生)

【出演】相笠萌岩立沙穂梅田綾乃、大和田南那、岡田彩花北澤早紀佐藤妃星篠崎彩奈高島祐利奈土保瑞希橋本耀福岡聖菜前田美月村山彩希茂木忍湯本亜美
10月4日の「天使の日」に19歳の誕生日を迎えたさっほーの誕生祝公演に無事に参加。1年以上、全てのコンテンツでさっほーを推しメン登録し続けていることが少しはご利益を生んだのだろうか。
チームに昇格したことで、お祝いも特効にケーキとグレードアップ。もぎちゃんの司会で、もえちゃんからの手紙が朗読された。迷い、そして辛さも味わった日々や訪れた喜びを、瞼を濡らしながら語るさっほーの言葉やもえちゃんからのメッセージを聞いて、勢ぞろいしたチーム4の13期生たちは皆、涙を流していた。特に、岡田ちゃんがほとんど瞬きすらせずに、見開いた目を一心にさっほーに向ける表情が印象的だった。誕生祝を考えるともしかしたら位置取りを誤ったかと、公演中は気が気ではなかったが、誕生祝でのさっほーの表情を何とか見ることができてよかった。
運にも見放されてじゃんけん大会でことごとく予選敗退したときには、どうしたらいいのか分からなくなるほど追い詰められたという13期生の苦労も、チーム4の結成でひとつ報われた。最近の「AKBINGO」では、14期生を相手に鉄棒ぶら下がりと綱引きで勝利して、先輩の意地も見せてくれた。なぁちゃんはこの番組では、とことん堅物なキャラなのか。「AKBINGO」をまともに見たのは、この番組名になってからはおそらく初めて。バッドボーイズの容貌に隔世を感じ、バラエティ選抜には目を背けていたAKBの現状の一端を見た。
さっほー特集のようになったMCでは、最年長でありながら童顔でぶりっ子という特徴を生かして、同期からも後輩からも愛されつついじられるキャラクターを発揮。最初は同期から絡みづらそうと思われてしまっていたようだが、今ではそんな痕跡は微塵もない。
握手会でのはっぴにあしらわれた文字や絵柄が象徴するように、自分から発信することで自分を知ってもらうことができ、チームに昇格してアピールの場も増えたと、しっかり自信も手に入れていた。特別な公演でも、しっかりと自分のパフォーマンスをしていたし、遊べるところでは、やっほーさっほーポーズやウインクなどで、とことん楽しんでもいた。さっほーは身体は大きい方ではなくても、自信を持って手足を伸ばして大きく踊るので、舞台上では見栄えがする。
MCで面白いことが言えずに持っていかれがちなことを悩みつつも、自然体でいいんだと悟り、大学での勉強も頑張って、キャスターを目指したいという、さっほーの具体的な夢も聞くことができた。チーム4では、高3組のあやなんやなっきーも勉強を頑張っているところなので、さっほーの頑張りはいいお手本にもなってくれるだろう。
さっきーは、これまで主にぴっかりんが演じていたポジションで、ユニットは「ジャンヌ」に登場。これで「パジャマドライブ」、「純情主義」とあわせて、さっきーがこの公演で演じた3つのユニットをコンプリートすることができた。腕を前に伸ばして寄る敵を威嚇するような動きでは、さっきーの武器である炯眼を生かして、彼女ならではの鋭さを出していた。中盤曲でも、やはり今日のように髪をまとめない方が迫力は出る。さっほーに対しては、いつも顎をふにふにとつままれることを物申していたが、結局は少しならいいと受け入れるさっきー。有名なさっきー推しのもぎちゃんやもえちゃんだけでなく、15期生からも可愛い先輩として愛されている。
天使のしっぽ」のセンターはゆいりー。「純情主義」での高速ターンを見ることができないのは残念とも思っていたが、彼女はアイドルらしい可愛い路線も高いレベルでこなせるオールラウンダー。セットリストのどの曲でも、彼女のことを見ないともったいないような気にもなる。「青空カフェ」でのセンターポジションも絵になるし、人気がどんどん上がってきているというのも納得だ。
「てもでも」は、ゆーりんと大和田さん。ゆーりんは、腕の振りは勢いや反動をつけて荒々しく演じる一方で、表情は何かに捉えられて周りが見えなくなったような、据わった感じで、そのギャップが新しい「てもでも」像をつくり上げていて目を瞠った。大和田さんは、前回、はじめて劇場で見たときには、なぜ人気があるのかよく分からなかったが、今日は、やや下がった目元に象徴される柔和な顔つきにアイドル力の高さを感じた。