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~熱風の果て~

観劇の記録

「時の魔法」発売記念ミニライブ&サイン会@浦和美園SC


1 学生街の喫茶店
2 時の魔法
3 虹色のラベンダー
4 四つ葉のクローバー
5 地球はメリーゴーランド
1976年のGARO解散以降、2枚のソロアルバムを残した後、音楽の表舞台から離れていたマークこと堀内護氏が37年ぶりにメジャーシーンに復活。GARO時代の曲に新曲を加えた12曲入りのアルバムの発売記念イベントが浦和美園で開催された。
GAROが活動していた時期には生まれてさえいなかった己にとって、マークといえば伝説の中の存在。発売日前日にフライングゲットしてヘビーローテーションしていたが、記念イベントがあると聞き、2枚目を購入。マークは「10枚買って」と冗談で言っていたが、AKBでもあるまいしー。
ステージに上がったのはマークを含め3人。録音に生演奏をかぶせるやり方だった。欲を言えば、全て生演奏で聴きたかった。アコースティックギターとコーラスで加わっていたのが、おおたっちこと太田美知彦氏。マークからは、AKBに15曲以上提供していることや、SKEに楽曲提供したことで、羽豆岬に秋Pと並んで石碑にその名を刻んでいることが紹介された。ここ数年で主に聴いている音楽といえば、AKBとGAROという奇特な趣味を持つ己にとっては、何とも贅沢なコラボだ。
「学生街の喫茶店」は、オリジナルのイメージを残しつつも、GARO風の変態アレンジ。この曲のヒットがGAROを歌謡曲、アイドル路線に向かわせてしまったと、いまだに悪名も背負う曲だが、色褪せない名曲であることは疑う余地がない。「時の魔法」はGAROファンに人気が高い曲で、己も3本の指に入るくらい好き。アルバム「GARO3」ではアコギで演奏されていたが、このアルバムでは、「GARO LIVE」に近い、エレキを前面に出したアレンジになっている。「虹色のラベンダー」はアルバムに収録された新曲。歌声同様に、マークの作る曲は優しさがあふれている。
「四つ葉のクローバー」は、かまやつ氏の曲を「GARO2」でカバーしたもの。メンバー作曲ではないものの、GAROらしいサウンドにあふれた曲だ。今作では、加橋かつみ氏がゲストボーカルで参加しており、その伸びやかな歌声を存分に響かせている。さりげなく「吟遊詩人」のメロディで曲が締められるのも、ファンにとっては嬉しい仕掛け。「地球はメリーゴーランド」は、アルバム「GARO」に収録された、トミー作曲の作品。今でも様々な場所で歌われている曲だ。こちらには、鈴木雅之氏がゲストボーカルで参加しており、アクの強い凶暴な歌唱が新しい色を付け加えている。
還暦を越えたマークは、長髪にサングラスというスタイルは当時のイメージのまま。そして、姿も声も若々しい。GARO時代の写真では、トンボメガネでクールな王子様のような姿で納まっているので、その実像は謎めいて見えたが、実際に会って、話をしてみると、話好きでお茶目で柔和という印象だった。魔法のメロディーを爪弾き出すその手は、大きくて柔らかくて暖かかった。
時の魔法

時の魔法