~熱風の果て~

観劇の記録

IBCまつり@小岩井農場

熱いうちに鉄を打て!といつか誰かが歌った教えを実践し、ドロシーリトルハッピーの出演を目当てに、禁断の東北遠征へ。AKBがらみで最も遠出した記録が幕張だから、あっさりと岩手まで行ってしまったことに、我ながら不思議な感じがする。
岩手にやって来たのはほぼ10年ぶり。夏の名残をとどめる陽射しと冬の訪れを予感させる冷たい風が同居する10月の小岩井牧場。2日は寒気の流れ込みに時雨れ、岩手山は初冠雪を記録したとのことだった。
ドロシーのことは、持てるすべてを出し切った初台でのライブを見た後なので、5曲という構成は短く感じられ、移動式のトレーラー上のステージでは動きが制限されてもいた。しかし、東京でも人気に火が付いているドロシーのステージを、小岩井の自然の中で牧歌的雰囲気の中で楽しめて満足。初日と2日目で「デモサヨナラ」以外は違う曲もやってくれたし。
小心者なので、オープンな会場で「己もー」は遠慮してしまう。劇場にせよ握手会にせよ、一般人とは完全に隔絶された空間で、ヲタとして存在することに気兼ねしなくていいAKBはある意味過保護な環境と言える。
風邪の美杜たんは、初日の握手会を欠席。2日目には、低燃費少女のポンチョを纏って、無事に参加していた。祭り会場で買ったアイスを食べて復活したようでひと安心。美杜たんの指示どおり、マスクを適当に付けて行ったら「ちゃんとマスクしてください!」と怒られた!
2日の午後には、IBCラジオ「なかやん通信」の公開録音で、岩手出身のなかやんが登場。地元密着の活動を重ねて、岩手ではなかやんがAKBで5番目くらいに人気がある!というくらいになれば面白いと思うけど、AKBがやっているフランチャイズ方式はそういう流れとは真逆だ。どこに行っても郊外型のチェーン店にショッピングモールという地方都市の没個性化の流れに、盛岡の街も飲み込まれていた。
考えてみればなかやんのトークをじっくり聴くのもはじめてかもしれない。神山アナはさすが喋りのプロで、会場の雰囲気作りやなかやんの話を引き出すのが上手いので、安心して見ていられた。なかやんはテンパるときもふんわりと。グルメレポートでの不適切な彦摩呂表現は生放送でなくてよかった・・・。なかやんは放送終了後はテントから車まで直結で退場。出番前に屋台を巡っていたというドロシーメンバーのように祭りの雰囲気だけでも楽しむことすら難しいのかな。
牧場まつりで名産品も楽しめる、温泉に浸かってのんびりして、冷麺にじゃじゃ麺。たまには遠征もいい。来週も仙台行くけど。噂には聞いていた冷麺やじゃじゃ麺がどういうものなのか初めて知った。岩手名物ながら、冷麺が朝鮮由来、じゃじゃ麺満州由来なのかー。「小岩井」が岩崎弥太郎など3人の苗字の頭文字ということも知って、少しだけ岩手に詳しくなった。
http://ameblo.jp/nakaya-sayaka/entry-11037635775.html
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