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~熱風の果て~

観劇の記録

もんぞもんぞ(劇団ジャイアント・キリング)@Geki地下Liberty

演劇 演劇-2011年
【脚本】仁瀬由深、【演出】纐纈大輔

【出演】小川達也、阿部悠磨、宮崎将弘、大村波彦、ゴブリン串田、はじり孝奈、栗生みな、稲森美優、江里奈、園田綾香、赤松唯冨手麻妙、早野由香、小花、西嶋たもつ
まみょんをはじめ、女性陣のほとんどが今年7月の「ももいろナースステーション」組。「ももいろ」演出の纐纈氏がジャイアント・キリングの主宰者というつながりらしい。「ももいろ」は出演者のほとんどがナースだったので、なかなか登場人物の個性が出にくかったが、この劇は違った。
うだつのあがらないサラリーマン役の男性陣5人が見事に個性的。そんな男たちがそれと知らずに自ら呼び寄せた「もんぞもん」の女性陣もまた個性的。ひと晩の出来事が彼らを大きく変えるということはなく、すべてが元どおりに進んでいくようで、確かに何かが変わっている。静かで控えめなメッセージが快い観後感を与えてくれた。
今年3回目の舞台出演と、着実に舞台経験を積んでいるまみょんは、人間の福運を感じるいたずらっ子の「フク」役。初舞台での妖精「タカコ」役に近い感じで、舞台上神出鬼没に登場していた。「ももいろ」のときよりはだいぶ絞れてスッキリとしていた。「フク」とコンビを組む、人間の心の声を読む「ココロ」役の赤松唯たんは幼く見える丸顔ツインテール。実年齢は23歳。その年齢を知って驚くくらい、15〜16歳という設定のココロたん役がはまっていた。無邪気で意地の悪い満面の笑顔と笑い声には思わず罵られてみたいと思ってしまった。
江里奈さまの女性役を見たのははじめて。激しい気性も持ちあわせる色っぽい役を女性らしく演じていた。己だったら「もんぞもん」の皆さんに誑かされたらそのまま堕ちるかもしれないなー、なんて思いながら観ていた。「ホシカゲ」サブリーダーの小花たんはニャンニャンな萌えキャラ。劇中に彼女を主役として突如演じられるニャンニャンソングと全力のヲタ芸を打ち続ける男性陣がシュール。