読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

~熱風の果て~

観劇の記録

ドリル魂〜YOKOHAMAガチンコ編(劇団扉座)@神奈川県立青少年センターホール

演劇 演劇-2010年
【作・演出】横内謙介

【出演】累央、鈴木利典、岩本達郎、上原健太、高木トモユキ、安達雄二、上土井敦、新原武、串間保彦、藤本貴行、瀧田和彦、犬飼淳治、杉山良一、鈴木里沙、河西佑佳、江原由夏、栗原奈美、鈴木崇乃、中原三千代、小牧祥子、桧山宏子、森田成一仲川遥香平嶋夏海岩佐美咲菊地あやか
f:id:JoanUBARA:20170312232018j:plain
昨年のAKB歌劇団以来2回目となるわさみんの舞台挑戦を見るべく横浜へ。AKBからは、前回も出演のはるごんとなっちゃん、初舞台のきくぢも登場。「AKBの事情」があったのかどうかは分からないが、きついスケジュールと言われた歌劇団のときと比べても、稽古のスタートが遅く、回数が少ない感じで、わさみんも不安半分で迎えた本番。ただし、横内謙介氏のブログからは、メンバーと「ガチンコ」で取り組んでいる様子が読み取れて、人に恵まれる中で、彼女たちにとっては大きな糧を得る機会となっていることは疑いようがなかった。安全太郎くんの安達氏とわさみんは、Infinityで共演していたのか。
AKB組はサブストーリー担当で、「命の使い道」状態で女4人で美人局に興じる青春残酷物語モードからスタート。轟組で更生してアイドルへ・・・というストーリーを描くには、場面が足りず、駆け足になってしまっていた。演技面ではなっちゃんを筆頭に健闘していたが、持ち歌である「ジャンヌダルク」はもうちょっと頑張ってほしかったかな。本来のきくぢパートはなっちゃんに譲る形になっていた。
いくつかのストーリーが絡まりながら進行していった舞台は、AKB組が旅立った後、一気にクライマックスへ。「ヨイトマケの唄」は己にとっても丸山明宏のEPをかつて中古で買ったくらい思い入れのある曲。AKBが出演する舞台でこの曲が演じられるというのは不思議な感覚だ。ヨイトマケは「土方」という言葉が差別的という理由で長らく放送禁止の憂き目を見ていたが、この舞台では何回かその言葉が轟組員の怒りを誘う役割をもって出てきていた。「エアリアル」の迫力はすごいの一言。ともすれば自己目的化してしまいそうな派手な演出だが、この舞台のクライマックスには効果的だった。足場を高々と組み上げたステージでの工事現場ミュージカルの迫力は想像以上だった。
終演後は、演出家の横内氏、AKBの4人、ゲストの森田成一氏ら出演者によるアフタートーク。わさみんは21時のタイムリミットがあるのでトークには出てこないかとも思ったが、途中までは出られて、タイムリミットで退場するときにひとり挨拶する機会もあって逆によかった。横内氏や他の役者の話を真剣なまなざしで聞くところはさすがだ。わさみんは、声優・森田成一のファンだったらしく、間近で歌を聞くたびに「戦国BASARA前田慶次が歌ってる!」と動悸がしていたとか。暴露されて両手で顔を覆って恥ずかしがるわさみん。
絶賛されていたなっちゃんは、もうどこに出しても恥ずかしくない。AKBのメンバーが外部の人から評価されるというのはうれしい。やはり外の世界にどんどん打って出る機会は必要だ。はるごんはトークでも自由奔放だったなぁ。
明日はK6初日のスケジュールとは無関係に、元々横浜行きの予定だったので、千秋楽も見届けてこよう。