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~熱風の果て~

観劇の記録

AKB48(チームK)

【出演】石田晴香梅田彩佳大島優子大堀恵奥真奈美小野恵令奈倉持明日香小林香菜佐藤すみれ佐藤夏希近野莉菜野呂佳代前田亜美増田有華松原夏海宮澤佐江
2010年第1回目のチームK公演。
1月3日に21歳になった梅ちゃんの誕生祝が行われた。2007年は療養中でお祝いだけ、2008年は完全休養でお祝い自体がなかった梅ちゃん。今年は、主役の梅ちゃんだけでなく、佐江、有華、めーたんといったメンバーまでが涙ぐむ中でのお祝いとなった。
ともーみがいないK5で幸せになりたければ、はるきゃんを追うのがいい。MCでも曲中でもクルクルと変わる表情や大きなリアクションは飽きさせることがない。今、チームK公演で見ていて最もおもしろいのがはるきゃんだ。
えれぴょんは冒頭の佐江作の寸劇で2度にわたって泣き崩れ香菜になぐさめられるという役を好演。えれぴょんが思っているほど、えれぴょんは変わってはいない。今日は前半はいいパフォーマンスを見せていたにもかかわらず、街角のパーティ後MCを境に考えすぎて集中力を欠いてしまっていた。最近のえれぴょんは、とかく考えすぎなんだと思う。
有華の「虫のバラード」は、過剰とも思えるほどの粘り気のある歌唱法を試していた。才加の方向性とは逆に向かっているのも、有華の個性が出ていていい。改めて舞台への思いを口にした有華、アナウンサー宣言をしたNなっち。チームKには、いまだに初期のAKBの気風が残っている。
新曲「桜の栞」はかなりの暴投で普通に考えればシングルにするのは無謀。しかし、アイドルポップス路線にあえて背を向けて、人気を背景に新たな境地を開拓しようというチャレンジ精神は買える。合唱コンクール課題曲化が裏で決まっているというオチがなければの話だが。選抜メンバーだけで歌うというのは難しい曲なので、テレビでもMVのように全員登場となるのかな。「艶姿48」はこのMVのついでだったのか。艶姿になると、よねちゃんの艶が圧倒的に際立つ。
年末にSKE48のS2「手をつなぎながら」公演のDVDが届いたので見てみたら、「Innocence」がすごすぎる。「DMT」、「VL」、「口移しのチョコレート」と、危険な曲はAKBにもあったが、処女喪失を隠喩というにはストレートすぎる表現で歌ったこの曲は別格。三上寛の「おかっぱ頭の少女のメンスが紅い」にすら匹敵する生々しさだ。中学生組をダンスに専念させた「歌わないことによる暗示」も危険度満点。これでもし「最後のサビだけは中学生組にも歌わせる」とかだったらもはや鬼畜レベルになっていたところだ。全員曲で歌唱力を基準にエース級ではない3人を主役に据えるというのも今のAKBには無理な芸当。最後に「crazy for you」というフレーズで綺麗にまとめてしまったところだけは惜しい。ここで「口移しのチョコレート」の「困った顔もステキよ」くらいの止めの一撃があれば完璧だった。その他では、「ウィンブルドンへ連れて行って」のキャスティングが強烈。これも今のAKBでは無理だ。卒業してしまったつき奈たんのロイヤルスマイルが眩しい。