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~熱風の果て~

観劇の記録

AKB48(チームA)

【出演】岩佐美咲内田眞由美北原里英小嶋陽菜佐藤亜美菜佐藤由加理篠田麻里子高城亜樹高橋みなみ近野莉菜中田ちさと野中美郷藤江れいな前田敦子松井咲子峯岸みなみ
ゴールデンウィーク以来となるチームA公演への参戦。これだけ間が空いたことも手伝って、楽しさでは、ここ何か月かの間の中に入った劇場公演の中ではいちばんだった。元々セットリストとしては好きな方だし。アンコールの「AKB参上!」から「ナミダの深呼吸」の流れが特に好きだ。出演メンバーも個人的にはベストだった。
はじめてA公演の空気を吸ったのは去年の天皇誕生日だった。あれから季節が一巡りしても、いまだにあの頃の歌が聞こえてくる。ひとつのセットリストに2度の年越しを経験させざるを得ないというところに、AKBにおける劇場公演が守勢に回っていることが見て取れる。こんな状態がもうしばらく続けば、劇場はAKBの遠心力を支えられなくなってしまいそうだ。
A5のレギュラーメンバーや代役関係はよく把握していないので、15歳最後の日を迎えたうっちーの登場は予想外だった。前はまいまい欠場がうっちーの出現条件だったはずだけど、今日はすみれたん代役という位置付けだったのかな。昨日の歌番組の話題がけっこう出ていて、そのたびにうっちーの表情が気になってしまった。しかし、そこでネガティブな表情を一切見せなかったのは偉い。自己紹介MCで、他のひとがしゃべっているときも常にマイクを口の辺りに置いて、いつでも発言できるように用意している姿勢もいい。うっちーの「ツンデレ」を見たのは1年ぶりだった。あの頃に比べると、太ももの肉がだいぶ落ちたのが分かる。
わさみんは歌劇団の副部長に近いイメージの髪型。「恋愛禁止条例」のみゃお代役は、わさみんの高いダンス力が存分に生きるポジションだ。「109」では歌いだしのソロをとっていた。歌劇団ではこの曲でのわさみんの圧倒的な声量と赤髪姿の美しさにびっくりしたのを思い出した。歌劇団は再演とか新公演とかいう話もあるけど、今の状況を見るとはなはだ怪しい。わさみんが今年いちばんの思い出として挙げた「昇格」が果たされるのはいつになるのやら。
1年以上にわたる超ロングラン公演にあっても、たかみなのパフォーマンスからは流すという姿勢や余裕はまったく感じられず。やっぱり己はたかみなの声質が大好きなんだな。彼女の歌声が聞こえてくると自然に身体が反応する。「大運動会でチームAの団結を感じた」とたかみなが発言したときの客席からの失笑は、「そもそもチームAに団結とか絆なんてあるの?」という意味合いがあったはずだが、当のたかみなにしてみれば大真面目な心からの感想なんだからすごい。あきれるばかりの純粋さだ。メンバーとお風呂に入ることを4年間拒み続けた話、トナカイ衣装のまま帰宅した話、ラッシュアワーの人ごみに押されて転倒した話など、今日明らかになっただけでも、たかみなの行動にはいちいち華がある。
きたりえを公演で見るのも8か月ぶりか。B3やK4で何度も見ていた去年とはえらい違いだ。代役出演時代と比べると、笑顔から遠慮が消えて、かなり弾けた感じになっていた。AKBの中でのポジションも少しずつ上げてきている彼女だが、元々チームAエースきたりえ説を描いていた己としては、ここで一気に突き抜けていってほしいという思いがある。