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~熱風の果て~

観劇の記録

AKB48(チームK)

【出演】石田晴香岩佐美咲梅田彩佳奥真奈美小野恵令奈河西智美倉持明日香小林香菜佐藤すみれ佐藤夏希近野莉菜野中美郷増田有華松井咲子松原夏海宮澤佐江
有華のちょっと早い18歳の誕生祝公演。有華は、舞台女優としてもコンスタントに活躍するようになり、表現する、伝えることの大切さを歌にも還元しつつ、表現者としての階段を着実に上っている。光と翳が複雑に交差した17歳の誕生祝公演から1年。今年の有華からは、生きていることの意味を伝え、見ている人の心に自分の存在を入り込ませていきたいといったような、一貫して真っ直ぐな力強い言葉が聞かれた。弱さをさらけ出す強さを身につけた上で、歌唱力と表現力を存分に生かせるミュージカルにも挑戦する機会があれば、大きく羽ばたけそうな気がする。今日は、ソロを含むユニット3曲に出演して自らのお祝いに花を添えていた。有華の「虫のバラード」は、迫力という点では才加には及ばないが、説得力を強く感じた。
髪をすっきりさせたえれぴょんは着実に復調。メイクも薄めだったような。変えていかなければいけないという意識が生まれたのだとすれば、総選挙での実質的な敗北も意味があった。引き続き好調のともーみも、後ろで結んで夏らしい髪型で、怖い話にへたりながらも、今日も幸福オーラを存分に放っていた。
開演が大きく遅れた影響もあって、今日もアンコールは年長メンのみの登場。誕生祝に参加できないことも含めて、何とかしないといけないと思う。公演時間が延びる原因のひとつになっている寸劇も、単体としてはおもしろいし、メンバーの成長にもつながるんだろうけど、パロディに凝り固まった寸劇の設定とシナリオが「汚れっちまった悲しみに」から「掌」への導入という役割を果たしているとは思えない。
終演後は新曲PVの上演。ストーリー仕立ての青春ものとなっており、それぞれにキャラ設定もあって、勢いだけの前作と比べると格段に上出来。自転車をふんだんに使った映像を見ながら、もし自転車に乗れない美香ちぃが選抜に選ばれていたならどうなっただろうか、三輪車でレースに参加するという設定にしたらおもしろい映像になっただろうな、なんて思ってしまった。