~熱風の果て~

観劇の記録

AKB48(チームK)

【出演】梅田彩佳瓜屋茜大堀恵奥真奈美倉持明日香小林香菜佐藤夏希冨田麻友成瀬理沙仁藤萌乃野呂佳代畑山亜梨紗、早野薫、藤本紗羅増田有華松原夏海
ただでさえ土日公演は少ないのに中心メンバー6人が休演というかなり困った状況のチームK昼公演。救世主きたりえは来てはくれなかった。休演メンバーといっしょの仕事かな。きたりえの不在が最初から分かっているのと、幕が開いてから落胆を味わうのとでは、公演への気の持ち方が変わってくるので、できれば代役の出演についても事前にアナウンスがほしい。
優子たむ代役の萌乃たんも風邪をこじらせて一部出演になってしまい、寂しさが募る。穴を埋めようとみんな頑張っていたけど、こういう公演を敢えて求めたいとは思えなかった。今日の公演ではめーたんとノンティに負担がかかっていたのは事実なわけで。チームK公演で休演者が多い公演が続くと、限界以上を出そうとする出演組も後ろ髪引かれる思いの休演組も消耗していってしまいそうな気がする。
危機的公演ならではというところで、なっつみぃの初恋泥棒えれポジとNなっちのジュエルが見られたのは収穫だった。まーちゃんとかおりんの「12歳コンビ」を引き連れた初恋なっつみぃは、代役ながらフリはほぼ完璧で、幼稚園の先生のようだった。まーちゃんはいつの間にかかおりんより背が高くなっていた。コドモ体型のまま全体が膨らんだ感じで、雰囲気的には余り大人になったようには思えないので、ステージで低身長のメンバーと並んだときにまーちゃんの方が大きいという事実に驚かされることがある。
ジュエルなっちは危機感をエネルギーにして気合十分。なっちは本来は16人姉妹ではなく、ジュエルにもってくるのが正解。秋Pの「倉持には未来があるから」発言がなければ、もしかしたら元々はもっちぃが16人姉妹でなっちがジュエルだったのかな。なっちは、ひまわり組ではこの状態でステージに立つのは客に失礼と思えるほどの極度のスランプに陥り、その後の復活宣言にもかかわらず、K3での渾身のパフォーマンスを知る己からするとずっと物足りなさが拭えなかった。優ちゃんの卒業という劇薬があったK3と比べるのは酷なのかもしれないが、今日のパフォーマンスからは、その頃と同じような気合が感じられたのがうれしかった。