~熱風の果て~

観劇の記録

AKB48(チームK)

【出演】梅田彩佳瓜屋茜大島優子大堀恵奥真奈美小野恵令奈河西智美倉持明日香小林香菜指原莉乃佐藤夏希成瀬理沙野呂佳代、早野薫、増田有華松原夏海宮澤佐江
最終ベルが鳴る〜獲物を掴め〜公演に2回目の参加。
H2に引き続き、己にとっては楽曲的に馴染みにくいセットリストのようだ。前半戦はさすがは表題曲の「最終ベルが鳴る」の光と影の間を自由に往来するドラマティックな展開が耳に残る。あとはラストソングの「支え」まで心を揺さぶるような曲がないというのが正直な感想。特に中盤3曲はどんな曲か今思い出そうとしても、似たような曲が続いていたことくらいしか思い出せない印象の薄さなのがきつい。ユニット後が公演の心臓部なので、ここで盛り上がれないとテンションの上げどころがなくなってしまう。K2、K3、B2、B3はここに熱く楽しく盛り上がれる曲が詰まっていたし、H1は「竹内先輩」、H2は「森へ行こう」という名曲を配していたことを思い出すと、K4の中盤戦は物足りなく感じる。
でも、チームとしてのチームKはやっぱりいいね!MCではいい公演を作り上げていこうという熱い思いが素直に出てくるし、優子たむは「梅ちゃんが横にいることがいちばん嬉しい」ってさらりと言ってのける。チームBでは、こういう台詞はそもそも聞かれないか、ネタに墜とされてしまうだろう。今日のチームKは、才加がひとり抜けただけで、チームKらしさが薄くなっていたような気がした。はっきり何なのかは分からないが、チームKの色を出すには才加の存在が不可欠ということは何となく分かった。しばらくの間は、公演としてはB3推し、チームとしてはK推しという都合のいい立ち位置から、足疎く劇場に通うことになりそうだ。
Office48メールは、先月に引き続き登録したぐっさんが携帯ストップでメールを送れないとか。ぐっさんの300円は返ってこないけど、代わりにNなっちを初登録。劇場で久しぶりに見たNなっちは、いったい何があったのかというくらい丸くなっていた。いつの間にかネクラキャラにされてしまっているし、もしかしたら、なちのんでこのまま走っていいのかという悩みも感じているのではないかと少し心配。
公演のMCでは、細木ネタで盛り上がる中、何のことやらチンプンカンプンのメンバーが二人ほど。えれぴょんはドッキリカメラの騙され役のように、周囲で繰り広げられる外国語のようなやり取りに我慢できず、途中で脳みそが破裂したかのように奇声をあげていた。もう少し細木ネタが続いてたら泣いちゃったんじゃないだろうか。一方、香菜は何も分かっていないのにいつの間にか話の輪の中心に入り込んで、笑いをとっていた。何も分からないところにどんどん切り込んでいく香菜の嗅覚は本能的なもののようだ。