読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

~熱風の果て~

観劇の記録

AKB48(チームB)

【出演】井上奈瑠浦野一美多田愛佳柏木由紀片山陽加菊地彩香佐伯美香早乙女美樹鈴木菜絵田名部生来仲川遥香仲谷明香野口玲菜平嶋夏海米沢瑠美渡辺麻友
一昨日の公演で彼女の姿が舞台上から消えた後、診断結果を伝えるメールが来るまでの時間がひたすら長く感じられた。悪い結果にショックを受けてメールを送ることすらできないくらいに落ち込んでいるのではないかと悪い方向に思考が引き寄せられていく。
彼女からのメールは、ヒザが外れたという重い事実と、明後日の公演に向けての希望の両方が綴られていた。安堵と不安が交錯し落ち着かぬ心がようやく地に着いたのは、ひとたび逃げ出した膝小僧が、何事もなかったかのように微笑みかける画像を見てからだった。今回の件では、彼女の遊び心にどれだけ救われたことか。
しかし、膝の脱臼について調べるほどに、疑問が湧き上がる。中一日で舞台に立ち、激しい運動に耐え得るものだろうか。一度外れると癖になりやすいという。また、いくら軽症であっても、痛みに耐えて「てもでもの涙」までステージに上がり続ける中で、周辺組織の損傷も気がかりだ。公演中に怪我を再発させて舞台に倒れこむ美香ちぃの姿が浮かんできてしまう。「いちばん怖いのは彼女自身なのだ。悪い想像をすることは、舞台に戻る決心をした彼女を信じないということではないか。」と自分の弱気を叱らずにはおれない。
そして、運命の午餐公演の幕が開く。髪を双尾にこしらえた彼女は確かに居る。たおやかな左足にはしっかりと補強が施されている。「頼むぞ。」と己は彼女の膝に巻かれた粘着布に語りかけた。最後の一曲を残すのみというところまで何事もなく演目が進んだとき、ようやく緊張が解けるのを感じた。「白いシャツ」が終わり、誰よりも長く深く頭を垂れていた彼女の表情は涙ぐんでいるようにも見えた。「ありがとうございました。」劇場をいとおしむかのような彼女の謝辞が最後に大きく響いた。

・・・痛い文章は置いておいて、美香ちぃよかった!膝が外れたということと、休演することなく復帰するということが、実際にステージを見るまで結びつかなかったのだが、無事にランチ公演、おやつ公演をフル出場で乗り切った。気をつけていたはずなのに「キス損」で転びそうになって冷や汗をかいたというあたりが彼女らしいところだけど。
おやつ公演では、必殺テレポートのジャンケンパートで、開演前に練習していた薙刀の型を、薙刀部員ずっきーと一緒に披露してくれた。アンコールMCでそのことに触れたら、CinDy先生から「佐伯さん!自分たちが楽しければいいんですか?佐伯さん!お客さんはどうだったんでしょう?」と突っ込まれて、「みんな楽しいって言ってまーす」と見事に切り返していた。
研究生の中中によると、栃木の天才ラッパーmika-chiiは実際に作詞活動をしていて、韻の踏み方を解説してくるらしい。そのうち天才ラッパーのステージデビューがあるのだろうか。