~熱風の果て~

観劇の記録

AKB48(チームK)

【出演】秋元才加、今井優、大島優子大堀恵奥真奈美小野恵令奈河西智美小林香菜佐藤夏希高田彩奈野呂佳代、早野薫、増田有華松原夏海宮澤佐江
1月後半の劇場スケジュールはKラッシュ。10月以降のK日照りが一気に解消されそう。もっとも、制服プロモとかイベント参加とかツアーとかBお披露目とかで、2〜3月の劇場スケジュールは恐ろしいことになるのは間違いないので、1月のうちに楽しんでおくのが肝心さ。
脳パラは、振付け面では、舞台と客席のシンクロはあまり意識されていない。セカンドは「君が星になるまで」や、「約束よ」のように、明らかにシンクロを狙ったような振り付けが多くて、舞台上でのVLポーズやチームKポーズのレクチャーもあったおかげもあって、10回目くらいには、かなりの曲でシンクロできた。サードでは、「その拳を振り上げ応えてくれ」と煽られる劇場海賊の外は、メンバーの成長に合わせて振りを難しくしたためか、シンクロを求めてこない。ところが、客席のコピ能力は夏先生の予想以上に高いようで、「脳パラ」や「転校生」はかなりシンクロ率が高くなってきた。シンクロした方が気持ちが盛り上がるのは間違いないので、己もそろそろ頑張ろう。
セカンド公演との比較では、MCが少なくなったのも目立つ点だ。セカンドでいちばん好きだったのが、「転がる石になれ」の直後のMCだった。極限までヒートアップして息切れをした、シンデレラでは脇を固めるメンバーたちが、一時期、連日のように誰かが思い余って涙を流していたのがとても印象に残っている。サードでも、1箇所くらいそういう場をつくってもよかったと思う。MCを補うという意味でも、FCブログはメンバーの気持ちを伝える貴重な場になっている。
自己紹介以外では唯一のMCのくるくるぱーMCは、夏海たむが定規を目線に見立てて、ワイドショーでインビューされる友人N子さんになり切って、「ここまで馬鹿だとは思いませんでした・・・」。もちろん少女Aは香菜。香菜は竹刀という武器まで手にして、今まで以上に制御不能に。「くるくるぱー」の振付けは、外の5人がお馬鹿丸出しになってくれているのに、香菜はさらにその上をいって、ひとりだけ逆になっていたりする。夏海たむが言ったように、「ここまで馬鹿だと・・・」というのをこれでもかと見せつけることを狙ったような曲だ。